「Evolve2 の30と40、見た目はほぼ同じ。どっちでもいいのでは?」
通販のページを2つ並べて、そこで手が止まる人は多いはずです。名前も似ている。写真もよく似ている。
先に結論を言います。分かれ目は「あなたがしゃべる側か、聞く側か」です。しゃべる場面が多いなら40 SE。聞くことが中心で、軽さを取りたいなら30 SE。公式の仕様を並べてみて、私はちがいをこの一点で見るのがいちばん分かりやすいと感じました。
※この記事は2026年9月時点の情報です。価格・仕様は変わることがあります。
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まず正直に言っておくこと
私が持っていて、移動中以外はほとんどこれで過ごしているのは40 SEのほうだけです。使う場面が会議や打ち合わせ、講師の日と、自分がしゃべる場面が中心だからです。30 SEは使っていません。
なので、30 SEの「着け心地」や「音」を、自分の感想としては書きません。30 SEについては、Jabra の公式ページに載っている仕様だけで比べます。40 SEについては、その仕様に私の使い方を足します。
40 SEは、会社の会議、お客さんとの打ち合わせ、講師をする日と、神経を使う場面ではほぼ着けています。家で動画を見るときもこれです。着けないのは移動中くらいで、そのときは AirPods にしています。
公式の仕様で見ると、ちがいは3つ
Jabra の公式製品ページ(Evolve2 40 SE/Evolve2 30 SE)の技術仕様を、横に並べました。
| 項目 | Evolve2 40 SE | Evolve2 30 SE |
|---|---|---|
| マイクの数 | 3つ | 2つ |
| スピーカーの大きさ | 40mm | 28mm |
| 重さ(両耳・ケーブル付き) | 188g | 125g |
| 重さ(片耳・ケーブル付き) | 113g | 92g |
| つなぎ方 | どちらも USB-A/USB-C | |
| ビジーライト(通話中に光るランプ) | どちらもあり | |
| 保証 | どちらも2年 | |
下の3行は同じです。どちらもパソコンに挿せばすぐ使えて、通話中はランプで「いま話しかけないで」と周りに知らせてくれます。ちがうのは上の3行だけ。1つずつ見ていきます。
1 マイクの数(3つか2つか)
いちばん大きいのはここです。40 SEはマイクが3つ。公式ページは、3つのマイクと口元まで来る棒(ブームアーム)で、通話中の周りの雑音を35%減らすと説明しています。
30 SEはマイクが2つ。こちらも「周囲のノイズを分析および低減しながら、音声を取り込みます」と書かれています。ただ、何%という数字は載っていません。
つまり、相手に届く自分の声に力を入れているのは40 SEのほうです。
2 スピーカーの大きさ(40mmか28mmか)
40 SEは40mm、30 SEは28mm。どちらも音楽を聴ける、と公式は書いています。
40 SEのほうは、耳にあたるクッションの形で周りの音を最大48%さえぎる、とも書いてあります。電気で雑音を消す仕組み(アクティブノイズキャンセル)ではありません。クッションでふさぐ作りです。30 SEも、同じようにクッションで音をさえぎる作りだと説明されています。こちらも数字はありません。
3 重さ(188gか125gか)
両耳のケーブル付きで比べると、差は63gです。だいたい卵1個ぶん。30 SEのほうが軽い。
公式ページも、30 SEを「軽量かつポータブル」と紹介しています。頭の上の金具(ヘッドバンドとスライダー)はステンレス製で、耐久性を高めたそうです。耳にあたる部分(イヤーカップ)も、ぶつけたときの衝撃に強くしたと書かれています。カバンに入れて持ち歩く前提の作りですね。
私の使い方に当てはめると、40 SEのままでいい
私の使い方だと、神経を使う場面ほど「自分がしゃべる」側です。お客さんとの打ち合わせも、講師の日も、聞き返されたら困るのはこちらです。
そういう人には、マイクの多いほうが合います。棒を上げるだけでミュートになるのも、しゃべる場面が多い人ほど効きます。咳が出そうなとき、画面のボタンを探さずに済むからです(この仕組みは40 SEの公式ページに書かれています)。
そして、移動中の私は AirPods です。だから63gの差は、私の使い方ではほとんど関係がありません。机から動かない人にとって、軽さの差は小さい。ここは使い方しだいです。
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私がいつも使っているのは、この Evolve2 40 SE です。マイクが3つあって、棒を上げればミュートになるほうです。
30 SEが向いている人
逆に、こういう人なら30 SEを先に見ていいと思います。
- 会議では聞いていることが多い(社内の定例、セミナーの視聴など)
- カバンに入れて、事務所と自宅を行き来する
- 長い時間着けるので、少しでも軽いほうがいい
30 SEも両耳と片耳を選べます。ただ、Jabra の日本向けカタログ(2026年3月版)に載っている30 SEは、Teams 向けの認定版(MS)だけです。Zoom などで使う版(UC)がほしい人は、買う前に型番を確かめてください。
ただし30 SEは、私が使っていない製品です。買う前に、お店で一度頭に乗せてみてください。重さの感じ方は、数字より人によってちがいます。
どちらも買わなくていい人
いまのヘッドセットで聞き返されていないなら、買い替えは要りません。相手が困っていないなら、そのお金は別のところに使ってください。
「声が遠い」と言われているなら、買う前に0円で試せることがあります。マイクの棒を口元まで下ろす。会議アプリのマイクがヘッドセットになっているかを見る。この順番は「声が遠い」と言われたときの記事にまとめました。有線か無線かで迷っている人は、有線と無線の選び分けの記事からどうぞ。
最後にもう一度。迷ったら、明日の予定表を開いて、自分がしゃべる会議を数えてください。多ければ40 SE、少なければ30 SE。それで大きく外れることはないはずです。
出典

